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セイコーエプソン社導入事例_02

長野県諏訪市に本社を置く情報関連機器メーカーであるセイコーエプソン株式会社様(以下、セイコーエプソン)。
1942年に創業以来、「省・小・精の技術」を基盤として、人々に驚きや感動をもたらす商品の開発、製造、販売に取り組み、1975年に「エプソン」ブランド誕生後、プリンター、プロジェクターのみならず、近年はウエアラブル機器なども手掛け、業界をリードしている。

導入前の課題

・オペレーションミスや作業担当者に依存した更新の手間
・販売会社によってインフラ性能に差がある
・国内一拠点からグローバルへのドライバーやソフトウェア配信することでの配信遅延

選定ポイント

・グローバルのあらゆるリージョンでドライバーやソフトウェアを配信できるインフラを保有
・配信インフラの信頼性

 

 

 

 

導入後の効果

・グローバルトラフィックの高速化
・ピークトラフィックに対する、インフラ環境負荷の軽減
・配信量の周期的な増減や突発的な事象に対する、フレキシブルな対応

 

 

 

Akamai導入前の状況と課題

セイコーエプソンでは、グローバルの各リージョンごとに販売会社を置く体制をとっている。Webサイトも各販売会社が独自に制作・管理しているが、ドライバーやソフトウェアについてはセイコーエプソンにて一元で製造・管理をしている。そのため各販売会社で適切にサイト運用ができているかセイコーエプソンでは把握できておらず、特にグローバルへのドライバー配信においては多くの課題があったと同社情報化推進部の山田 真也氏は説明。

 

<Akamai導入前の状況と課題>

Akamai導入前の状況と課題

オペレーションミスの課題

・不透明な公開状況(最新のドライバーが公開されている?/公開されているドライバーが最新?)
・最新ドライバーを製造後、ユーザーがダウンロード可能になるまでのタイムラグ

管理の課題

・作業の失念/漏れ・ミスによる影響が甚大、担当者に大きな負担

トラフィックの課題

・各販社で、ドライバーを多くのユーザーに配信できるだけのインフラを維持することが困難

これらの課題の解決を図るためにドライバーダウンロードを一元化(ドライバーの公開もセイコーエプソンにて一元的に実施)しようとしたが新たな課題も発生。それが「ネットワーク帯域やサーバに対する負荷の集中」と「ドライバダウンロード速度の低下」である。日本国内一拠点からグローバルへドライバーを配信するため、各販売会社のサイトからのダウンロードとは異なり日本にアクセスが集中してしまう。また、サーバとユーザーの物理的距離がも遠くなるため速度も低下してしまうのだ。

Akamaiを選択した理由

アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア、と世界各地の膨大なユーザーに遅延なく安定してドライバーを配信するには、あらゆるリージョンで配信できるインフラが整っている業者を選択する必要があった。
そこでグローバル配信、インフラの信頼性とあらゆるリージョンでドライバーやソフトウェアを高速で配信できる面でAkamaiを検討。グローバルで17万台以上のサーバを保有しているのはAkamaiだけで、Akamaiであれば配信インフラの心配もなくダウンロード速度の改善もできるだろうと判断しAkamaiの選択に至った。

Akamai導入後の効果

「Akamaiであれば配信を全く心配しなくて良くなったことが大きなポイントです。
例えば新規OS対応など「突発的な配信対応」があっても確実に配信できることです。今まではサービスの拡大や新サービスをやっていきたいときに「配信量増えるよね」「配信耐えられるかな」と心配していましたが、その心配もなくなりサービスとしてどのようなものをつくっていけば良いかに注力できるようになりました。またAkamai導入後に新たに出てきた課題もAkamaiで簡単に解決できました」と山田氏は述べる。

グローバルトラフィックの高速化

・一拠点からグローバルへの高速なソフトウェア配信により、一元管理が可能になる
・ソフトウェア配布の精度と対応速度が向上し、ユーザーはさらに安定した製品の利用ができる

ピークトラフィックに対する、インフラ環境負荷の軽減

・各販社でのファイルダウンロードを想定したインフラ環境維持コストの削減
・帯域やサーバリソースの「占有を回避し、他運営サイトの表示高速化にも貢献

配信量の周期的な増減や突発的な事象に対する、フレキシブルな対応

・ダウンロードの多寡に応じたマニュアル対応が不要
・新規OS対応など、突発的な一斉配信の要求へも確実に応えられる

Akamai独自の多様なオプションによる、様々な課題への迅速な解決・対応

・アクセス元に応じたコンテンツの出しわけにより、特定国からのダウンロードを防止
・通信のSSL化による脆弱性対応で中間者攻撃を防止
・ロングテール構造におけるキャッシュ効率の改善

今後のAkamaiの活用について

山田 真也氏は今後のAkamaiの活用について次のように話す。
「2007年からAkamaiを利用し始め、配信でトラブルが起きたことは一切ありません。それだけ非常に信頼のおけるサービスであり社内でも大変好評です。Akamaiを利用する対象も拡大しダウンロードサイト以外にも配信系サービスでAkamaiのメリットを享受できるものはどんどんAkamaiを導入していく予定です。そのためにも今後はコンテンツ配信系のサービスの日本国内への集約を考えております。現在、各販売会社が独自でAkamaiや似たようなCDNサービスを利用しているので、全てをセイコーエプソンで契約、管理し、Webコンテンツもセイコーエプソンで作成してAkamaiから配信することも検討しています」

セイコーエプソン株式会社
本社所在地:長野県諏訪市
創業:1942年
資本金:532億400万円
売上高:10,863億円 (IFRS・連結)
事業利益:1,012億円 (IFRS・連結)
従業員:単体:11,930人 連結:71,777人(2015年9月末)
URL:http://www.epson.jp/

セイコーエプソン社外観